遠くから見える屋根の白さが気になっていたとのことで、お声掛けいただきました。
二階屋根はコロニアル。塗装はほとんど残っておらず素地が露出していました。




一階屋根は板金平葺き。雪止め金具周辺に錆が出始めている程度の劣化でした。
屋根面も塗膜が劣化が始まっています。錆が発生する前の今が塗替えするちょうどいいタイミングでしょう。

コロニアルは傷みがひどくなければ有機無機ハイブリッド塗料ならプライマー１回、上塗り１回でも可能ですが、今回は素地の露出があったためプライマー２回、上塗り１回で仕上げました。



一階屋根。
雪止め金具の錆部分は錆落とし後に錆止め。
プライマー１回、有機無機ハイブリッド塗料２回塗りで仕上げました。


有機無機ハイブリッド塗料なら、フッ素樹脂塗料を超える耐候性が期待できます。

2015.8

　長い時間をかけ、すっかり塗装がなくなっています。トタンを紫外線や雨、雪などから護ってきた塗装の役割を終えたところです。一部、集中的に水が落ちていた所は他に比べ傷みが進行しています。錆を落とし再塗装します。

　今回の仕上げ塗装はウレタンに決定。仕上げ塗装の前にまずは錆止めを全面に塗装。錆止め、仕上げともに２液の塗料を使用。きちんと計量し、規定の割合で塗料を調合します。
錆止めの上に、ウレタン２回塗りの計３回。これでまた長い期間、トタンを護ってくれそうです。